全 能 の 神

ヨハネ黙示録 4:1-11

  今朝は、有志の方たちが、ハイドンの「天地創造」を合唱します。<天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す。/昼は昼に語り伝え/夜は夜に知識を送る。/話すことなく、語ることなく/声は聞こえなくても/その響きは全地に/その言葉は世界の果てに向かう。> 詩篇19篇のこの歌詞にふさわしい雄大荘厳な曲です。  

古代の人々は、ギリシャ人にしてもペルシャ人にしてもあるいはユダヤ人にしても、現代のわたしたちが家の中に閉じ籠もってテレビを見たりCDを聴いたりしている時を、超時空の天を仰いで壮大なドラマを見、星々の奏でる交響曲を聴いて過ごしたのではないでしょうか。実は正月に、多摩ニュータウンに新しくできたプラネタリウムのドームで、冬の夜空を飾る星座を見ながら、古代の人々の想像力の豊かさにあらためて驚きを覚えたのです。  

パトモス島のヨハネは、深く静まり返った夜空を眺めながら、エゼキエル書1章の黙示を思い巡らしていたのではないでしょうか。その時、天が開 け、星々が動き出し、語り出すのをみたのだ、とわたしは想像します。碧玉や赤めのうや緑玉など、星からのイメージに違いありません。四つの生き物は、それぞれ、獅子座、牡牛座、蠍座、鷲座からきたイメージであろうという説に共感を覚えます。二十四人の長老たちとは、イスラエルの十二部族と十二使徒を合わせたものであり全教会を表すという説は、少しうがち過ぎた見方のようにも思えますけれども、大小の星々、いろいろな星座、それらを取り巻く星雲や大星団を見て、ヨハネは、天の壮大な礼拝を想像したとして少しも不思議がありません。  

重要なのは、天の礼拝において歌われる賛美のことばです。<聖なるか な、聖なるかな、聖なるかな、> 天の神は、他のいかなる被造物とも混同してはならない絶対的至高のお方。モーセの十戒の最初の三つの戒めが語る神。このお方にのみに、礼拝が献げられなければならない。(ローマの皇帝は神ではない!) <全能者にして主なる神> いかなる強大なこの世の力も、神の全能に比肩することはできない。まことの神、全能の神が、わたしたちの神です。<昔いまし、今いまし、やがてきたるべき者> 唯一、時を超えていますお方。地上の帝国は、やがて衰微し滅びる。神のみ、変わらざるお方。  

礼拝者たちは、<みまえにひれ伏し、・・・彼らの冠を御座のまえに、投げ出して・・・> 後ほど歌う讃美歌(162)にも、<とわに世をしらす/ イエス君にぞ、/かむりそささげて/主とあがめよ。>とありますように、わたしたちも、心からへりくだって、主を賛美し、礼拝しようではありませんか。パトモス島のヨハネが、満天の星々と共に主を礼拝したように、東方の博士たちが星に導かれてイエスのもとにたどり着き礼拝を献げたように、羊飼いたちが、天の軍勢の大合唱に心を合わせたように、わたしたちも、心からの礼拝を主に献げましょう。  

<われらの主なる神よ、/あなたこそは、/栄光とほまれと力とを受けるにふさわしい方。/あなたは万物を造られました。/御旨によって、万物は存在し、/また造られてのであります。>

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