IPCC TOYOGAOKA FELLOWSHIP
IPCC豊ヶ丘フェローシップ

 明けましておめでとうございます。
 見知らぬ方から、「この歌の英文を教えてください」と、唐突なメールが届きました。「この歌」って、どの歌ですか、と返事を書きました。「イマジン」と返事がきました。で、ipcc-talk からJohn Lennon Imagine の原詩をコピーして返信で送ってあげました。暮れに、NHKのテレビで「イマジン」の番組を見て、その英語の詩が知りたくなった。で、どこでアドレスを知ったのか、わたしのところへメールをくれたわけです。パソコンを習い始めて二ヶ月というご婦人です。
 実は、わたしも妻と二人で、1230日、引退後そこで暮らすことになっている多摩ニュータウンの豊ヶ丘団地へ行き、夕方の二三時間を過ごしました。三階にある部屋から、少し赤みを帯びた夕闇が葉を落とした木立と常緑樹が混在する目の前の森を静かに包み込んで行くのを感慨深く眺めていました。いつの間にか暗くなった部屋の片隅で、二千円で買ってきた中古の小型テレビが、先ほどのメールの方が見ていた、ジョン・レノン「イマジン」の特集を放送していました。夕闇の中で見る画面は、レンブラントか誰かの絵のように赤く燃えていました。(この部屋で経験する二度目のカミオだ!)
・・・       
Imagine no possessions
I wonder if you can
No need for greed or hunger
A brotherhood of man
Imagine all the people
Sharing all the world…
・・・
 
 これだ。イマジンは、やはり二十一世紀の歌だ。退職の日を翌日に控えた夕闇の豊ヶ丘でしみじみそう思いましたよ。
  
 さて、年が明け、200311日、朝、メールの方にイマジンの原詩を送信してから、妻と二人、国立の牧師館から豊ヶ丘へやって来ました。(高齢の同居人がおり、牧師館をまるまるあけることはできない事情があるのです。)
 午後2時、聖霊の導きのもとに、妻と二人、
IPCC 豊ヶ丘フェローシップ」船出の礼拝を守りました。

 教会を始めるのではありません。
 わたしども引退牧師夫婦は、日曜日の朝は、わたしが所属するカンバーランド長老キリスト教会の諸教会をはじめとして、教派を問わず近隣の諸教会の礼拝に出席させていただくつもりです。
 で、IPCC豊ヶ丘フェローシップは、日曜日の午後2時に開く予定です。 人数を増やす集会はしません。集める集会ではなく、集まる集いです。当面、妻と二人で、inter-personal な共同体の形成について、聖書を読み進めていく予定です。その状況については、随時、IPCC HP上に発表するつもりです。ということで、きょう元旦の午後二時、日曜日ではありませんでしたが、妻と二人で最初のIPCC豊ヶ丘フェローシップの会を守ったわけです。 イザヤ書11:1-10を読みました。
 前夜用意しておいた、”ipcc TF note” 準備号no.1 を読み上げました。
 ついで、朝日の元旦の社説<「千と千尋」の精神で ― 年の初めに考える>を読みました。妻もすでに読んでいましたので、細かくは読みませんでしたが。大筋において、賛同を覚えます。しかし、「多神教の思想を生かそう」と表題をふった最後の部分については、異論があります。紋切り型の一神教、多神教の説明には大いに問題があります。後日、この社説についてはもう少し詳しく書きます。最近、キリスト教を一神教の宗教という切り口で切り捨てる紋切り型の論調がはやっていますが、大いに問題があります。ipcc は、この乱暴な色分けを受け入れることはできません。
 われわれの知るキリスト教は、上からの一元的な統治・支配としての一神教ではありません。聖書の神は、「アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神」と呼ばれる神です。モーセの神、サムエルの神、エレミヤの神です。新約聖書で言えば、ヨセフの神、マリアの神、ペテロの神、サウロあるいはパウロの神です。一個一個の人間に、人格的に出会われる神です。クニヨ(妻の名)の神、マサハル(筆者)の神です。パーソンをパーソンとする神、一人一人を、人間(新しい人間)とする神です。、名もない弱い個々の人間に現われ、彼、彼女を、固有の人間とし、それぞれが「わたしはわたし」と言えるようにしてくれる神です。
 IPCC は、まさに、そこから始まる新しい人類共同体の形成に向けての教会のムーブメント(運動)にほかなりません。
 さて、どうなりますか。
 IPCC 豊ヶ丘フェローシップ が、きょう2003年一月元旦に、多摩ニュータウンの一角で発足しましたことを、小さな人間の小さな声で発表いたします。
 
 みなさまの上に神の祝福をお祈りします。
 この年、地上に平和がありますようお祈りします。

2003/01/01

IPCC主幹
 IPCC豊ヶ丘フェローシップ代表
  朝 山 正 治

206-0031 東京都多摩市豊ヶ丘6−3−2 308号
        電話  042-373-2710


船   出
2003/01/01